ドメイン取得時の英語の会社名の書き方1

ドメイン取得時には英語で会社名を記載しなくてはいけません。

よく下記事項の記載が間違っている場合があるので、ご注意ください。

■略語の省略記号「.」や「.,」が抜ける事例

●英語会社名 Inc.
※Incorporatedの略。(アメリカで)株式会社。企業名の後につける。

●英語会社名 Co., Ltd.
※Co.  → corporation の略称
       会社。株式会社。

※Ltd. → Limited の略称
      (イギリスで)株式(有限)会社。企業名の後につける。

■やみくもにすべて大文字だったり小文字だったりする事例

●会社ですでに決めている表記がある場合はそれを使用する

●通常は1文字目は大文字、それ以降は小文字にする

●英文字の頭文字などをとって社名を決めている場合は、すべての文字を大文字にする


【ワンポイントアドバス】
(1)オーストラリア人の翻訳をやっている友人によるとInc.とCo., Ltd.の使い分けは、特にルールがないそうです。日本のような有限会社と株式会社の概念もないそうなので、好きな方を使えばいいそうです。ちなみに私は企業様の会社名のあとにつけてみてゴロがいい方を採用しています。

(2)会社名が意味ある単語で構成されているされている場合、英訳するか否か。これは、企業様の指針や今後海外での展開が見込まれるかにもよりますが、素人的な英訳は避けた方が無難です。翻訳サイトなどで簡単に翻訳されるものは、英語を母国語とする方にとっては、通常しないような言い回しだったり、まったく意味が違うニュアンスだったりする場合があります。海外での展開を見込まれる方は、英語を母国語とする方に業務内容を話して確認していただきましょう。業務内容を話すのは、業務内容とあった社名のニュアンスにしてもらうためです。
以前、外国人の翻訳家と組んで企業紹介のページを800社あまり作成したとき、このような事例がありました。
企業様は「○○トイス」という会社様でした。あがってきた翻訳は「○○&Chair」という社名でした。こちらの会社はおもちゃ屋さんです。つまり「○○トーイス」=「○○toys」のつもりで社名をつけられたのだと想像できるのですが、「toys」は通常「トーイズ」と発音するそうで、なぜ「toys」が「トイス」になるのかわからないと翻訳家にいわれました。
これはわかりやすい事例ですが、この翻訳家の理解が低かったわけではなく、たくさんの企業の社名を翻訳していると、日本の企業には業務内容と社名がまったく関係ない会社が多く、つまり上記事例では、以前イスを売っていたが今はおもちゃを売っている会社で社名は変えていないと翻訳家が解釈してしまったためです。
要は、英語で翻訳する社名は、きちんと英語を母国語とする人に相談して微妙なニュアンスまで確認を取らないと「うーん」状態に気づかないうちになってしまう場合があるということです。


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