会社のお引越しの流れ

会社のお引越しの大まかな流れ(今回は物件購入!)は、

(1)計画を立てる・通勤の件など従業員とも相談

(2)物件探し

(3)よい物件が見つかったら不動産屋に総費用の概算見積りをもらう。見学してできるだけ早く(1週間以内をメド)返事をしないとキープはしてくれません。でも、売れにくい物件の場合、数カ月待つことにより200万くらい値下がりする場合があります。その間に売れてしまう危険もあり!

(4)予算オーバーな場合は不動産屋経由でオーナーと交渉してもらうことができます。

(5)銀行でお金を借りるための仮審査を受ける(事前に金利や銀行の貸付方針など情報収集)。
仮審査はいくつ受けてもいいので、心が疲弊しない程度に滑り止めもうける。
すべての銀行が貸してくれるわけではありません。税金対策などで経営者の収入を極端に低く抑えていたり、会社の経営状況が悪いと貸してくれません。(1ヶ月くらい必要)

(6)不動産屋に契約書(案)を契約前にもらいましょう。不動産屋にわからないところはとことん説明を求めるとともに、不動産や住宅関係の友人など総動員して内容に問題がないか確認してもらいましょう。特に物件探しの際に渡された資料と内容が異なるところは要注意です。間取りは適当に作っていることが多いらしいので現況優先でよいですが、それ以外の所はがんばって契約書を読んで自分で理解できるようネットで調べたりもしましょう。

(7)契約(手付金を入金(現金か小切手)。100万とか200万とか不動産屋から指示されます。不動産仲介手数料の半額位もここで支払います。)。手付金を払ったら、よほどの理由がない限り解約できません。契約書の印紙代が1万円くらい必要。
この契約の際、宅建の資格を持った人が重要事項を説明しなければならないことに法律でなっています。(6)で不信に思ったり、いきなり契約書を見せられたり、重要事項をきちんと説明してもらえない場合は、やめる勇気も必要。トラブルがあった際には宅建協会に相談。でも、お金を払ってしまったら、帰ってこないことも多いらしいので(6)は重要です。

(8)契約書やその他、銀行に指示された必要書類をもっていって、銀行の本審査を受けます。仮審査が通っていれば大体通るらしいですが、この時点で、本命銀行に絞って申し込みましょう。万が一滑ったら、第二志望の銀行へ。契約書に様々な期限が書かれているので期限内に手続きを行います。(なんだかんだで1ヶ月くらい必要)

(9)本審査を受けるとき、もしくは本審査に通過した時、銀行の借り入れ条件となる通帳を作ったり、カードを作ったりの手続きをします。

(10)本審査が通ったら、「決済」日を決めます。これが、物件のお金を払って引き渡してもらう日です。決済日までに、火災保険に入ったり、所有権移転の手続きを司法書士さんに頼みます。事前に住民票の移動をする必要もあります。これは司法書士さんの指示に従いましょう。(2週間前くらいには頼んだ方がよさそう。事前に依頼しておくと書類作成に必要な日数を教えてくれます。)
不動産屋が司法書士さんを斡旋してくれますが、自分で知っている人に頼んでも大丈夫です。火災保険も頼めば斡旋してくれます。

(11)決済日までに、自己資金で払う分をお金を借りる銀行の通帳に移します。ネットバンクの定期預金の中途解約や国債の解約手続きにやたら時間と手間がかかることがわかりました。事前に解約方法を調べておいた方がよさそう。1日の取扱金額の上限がある場合もあるので、設定を外すか、何度かに分けて資金移動させる必要があります。

(12)決済は銀行で全員が集まってするそうです。まだ、ここまでは進んでないので、体験したら追記します!(結局手続きに3~4か月かかりますね。)

岡山のホームページ・パンフレット・ビデオ制作会社 ミト・ワークス 代表取締役 大塚恭子