会社のお引越しの手順(1)物件探し その1

追記していきますが、引っ越しに伴うもの以外に、会社関係の住所移転の手続きなど山のように発生します。

やったものから、記載していきますね。

(1)物件探し

信頼できる不動産屋か大手住宅メーカー系列の不動産屋が結局安心のようです。

最初の不動産屋は、物件の募集票と契約書の内容が全く違っていて、事前に契約書を渡されず、契約のその場でさらっと読んで、素人なので重要事項が異なっていることに気付かず、最終的に宅建協会に相談して手付金を返金してもらいました。手付金は帰ってこないことの方が多いらしいです。数百万円の話ですから、事前に契約書案をもらって、信頼できる人に問題がないか見てもらう時間の猶予が必要ですし、それをしてくれない不動産屋は信用におけないかと。あと、やたら決めるのを急がせるのも何かしら問題があり、後悔のもととなりそうです。

土地はどこかしらが、4m以上の幅の道に土地の一部が2m以上接していなければなりません。基準を満たしていないと建て替えることができません。その代わり格安だったりします。

公道と呼ばれる市町村など公の機関が管理運営している道に接しているのが理想ですが、隣家や数軒で道を共同で所有する私道でも構いません。(共同所有でも登記上しっかり線が引いてあって、どっち側のどの部分が自分のか登記されています。)しかし、この私道が厄介で、仲が悪くなって誰かが「うちの所有分は通らせん」となると自分の所有分の所しか通れない、つまり、車が通れなくなったりします。

道路と直角に交わる角の家は、通りやすいよう斜めに角を落とした状態でないといけないので、土地面積が小さくなります。

4m以下の細い道に接している家は、次に建て替えるときに「セットバック」といって、将来道が4mになるよう、家を道から引いて立てなくてはならないし、その分の土地は寄附になるみたいです。

細い私道は消防車がUターンできる場所を何十メートルおきかに作っておかなければなりません。

市街化区域とか都市計画区域があって、周囲が田んぼで自然に囲まれてていいなぁなんて土地は、普通の人は家が建てられません。農業の権利を持っている人が農地の周辺に農地をつぶして家を建てることは認められているようです。

水道やガスもどこからどう、どの太さの管を引いているかチェックしておかないと、所有者不明の水道管が50とか100mも続くと、自分の家の水道管などに故障が生じたとき、大変なことになります。ちなみに水道管の太さは水回りが1階だけの場合は13mmでもよくて、2階以上に水回りがある場合は、20mmないと水圧が足りず、シャワーなどちょろちょろって感じになるそうです。

つづきはまた。

岡山のホームページ・パンフレット・ビデオ制作会社 ミト・ワークス 代表取締役 大塚恭子